新緑深き     松原に
歴史のつぼみ   ほころびて
日もまだ浅き   福高の
香りはすでに   高まりぬ

寒風肉さく    冬の朝
熱砂骨やく    夏の夕
花ももみじも   よそにして
きたえにきたえし 我が腕